「借金のことを誰に相談すればいいのか分からない」、「家族や友人に言えない」そんな悩みを抱えてる方に、借金の相談で頼れる相談先をご案内します。

誰にも借金の相談ができない…

　「恥ずかしい」、「責められそう」、「怖い」などの理由で、誰かに借金のことを相談するのは、勇気のいることです。誰にも相談できずに、ついつい、放っておいてしまいがちです。しかし、借金の問題を放置すると、取り返しのつかないことになるかもしれません。

借金の相談先の選択肢

　借金の相談を誰にするかの選択肢をいくつか紹介します。

家族・友人

　一番身近な家族や友人に相談することが考えられます。相談することで、精神的な支えになるかもしれません。さらに、金銭的な援助を受けられるかもしれません。しかし、身近な存在だからこそ、相談をきかっけに、責められたりして、関係が悪化することも考えられます。

　また、家族や友人が法律の知識を持ってない場合は、ちゃんとしたアドバイスがもらえず、かえって状況が悪化する可能性もあります。

公的機関

　国民生活センター、消費者センターや自治体の法律相談などの公的な機関に相談することが考えられます。

　また、公的機関ではありますが、全国銀行協会、日本貸金業協会、日本クレジットカウンセリング協会なども相談やカウンセリングを実施しています。

　無料で相談できることが多く、自分の状況がよくわからないという場合は、現状の把握と今後の方針を知ることができます。

　しかし、いわゆる窓口なので、制度の説明にとどまったり、別の相談先を紹介されるという対応になってしまうことがあります。

弁護士・司法書士

　弁護士・司法書士に相談することが考えられます。相談だけにとどまらず、依頼して債務整理の手続きを進めることができます。

　弁護士と司法書士は、取扱える仕事の範囲が異なります。司法書士が対応できるのは、借金の金額が140万円までです。弁護士には金額による制限はありません。また、債務整理で、破産又は個人再生を選択する場合は、代理人になれる弁護士に依頼するのがいいでしょう。

避けたい相談先

　借金の相談は、勇気のいることです。それに付け込む業者も存在するので、要注意です。

ヤミ金・給与ファクタリング

　借金の返済のために、ヤミ金に手を出したり、給与ファクタリングを利用する人がいます。結果的に、ありえない利率で借金をすることになります。違法な取立てや脅迫行為に巻き込まれることもあります。

怪しい民間業者・債務整理代行業者

　弁護士と司法書士以外は、法律上、債務整理を仕事として行うことはできません。資格を持たない業者が債務整理に介入することで、高額な報酬を請求されるなどのトラブルになることがあります。

　こうした事業者は、「必ず借金を0にできる」といった誇大広告をしていることが多いです。インターネットやSNSでみかける怪しい広告は要注意です。実態が不明な業者や連絡先がない業者には、相談しないでください。

信頼できる相談先は？

　避けたい相談先を避けて、安心して話せる相手を探すなら、市区町村の法律相談窓口や、消費生活センターといった公的な相談機関も一つの方法です。

　ただ、具体的な解決まで踏み込んだ話になると、最初から法律の専門家である弁護士に相談するほうが、スムーズで安心なケースです。

まずは、お話しをお聞かせください

　借金の相談を誰にしていいかわからない方は、法律事務所エソラにご相談ください。

　法律事務所エソラは、事務員ではなく、債務整理の経験豊富な弁護士が一人一人、丁寧にヒアリングをして、一緒に解決の方法を考えます。

　借金の悩みは、放っておいても決してなくなりません。しかし、正しく手続きすれば、解決することができます。

　相談したからとって、すぐにご依頼いただく必要はありません。「とりあえず、相談だけ」という方も、大歓迎です。

　誰にも相談できずに、悩み続けるより、まずは、お話しをお聞かせください。