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奨学金が返せない…延滞のリスクと解決法


奨学金の返済ができなくなった場合、債務整理することはできるのでしょうか?

奨学金が返せない…

ウサラ

奨学金の返済がきつくて、返済ができなくなるとどうなるのかな?
なんだか不安だよ…

にゃソラ

奨学金の返済が滞ると、延滞金や信用情報に影響が出るよ。
手遅れになる前に対策を考えよう。

 大学生の約半数が奨学金を借りていると言われています。大学の4年間、奨学金を借りると、卒業時に数百万円の借金を抱えているというケースもあります。

 奨学金の返済がきつく、生活費が不足しカードローンを借りたことがきっかけで、多重債務に陥るケースも珍しくありません。

奨学金を返せないとどうなる?

 奨学金の返済ができなくなったことで、以下のリスクが発生します。

①延滞金の発生

 奨学金の返済が滞ると、延滞金が発生します。延滞金の利率は奨学金の種類等によって異なりますが、年3%程度です。

②信用情報に登録

 奨学金の返済の延滞が3か月以上続くと、信用情報機関の信用情報に登録されます。信用情報に延滞が登録されると、新たな借入れやクレジットカードを作ることはできません。

③保証人に請求

 奨学金を借りる際に、親や親戚を連帯保証人にしている場合は、連帯保証人に請求がいきます。

奨学金の延滞を放置すると深刻化するリスク

 奨学金の返済の延滞が続けば、訴訟を提起され裁判になります。さらに、判決後は、給与の差押えに発展する可能性があります。

奨学金の救済制度

 奨学金の返済がきつくなった場合、カードローンに手を出す前に、奨学金の①減額返還制度や②返還期限猶予制度の利用を検討してください。

①減額返還制度

 減額返還制度は、災害、傷病、その他経済的理由により奨学金の返還が困難になった場合、毎月の返済額を減額する制度です。減額返還の期間は12か月ですが、最長で15年まで延長できます。

 ※詳細は、減額返還制度の概要を参照

②返還期限猶予

 返還期限猶予制度は、災害、傷病、経済困難、失業などの理由で奨学金の返済が困難になった場合、返済期間を一時的に猶予する制度です。単に、返済期間を先延ばしにするだけで、返済額が減ることはありません。

 ※詳細は、返還を待ってもらう(返還期限猶予)を参照

債務整理という選択

 奨学金も債務整理の対象です。ただし、奨学金のみを債務整理するというケースは、ほとんどありません。奨学金以外にも借金があって返済がきつい場合がほとんどです。

①任意整理

 任意整理は、裁判所を通さずに、債権者と個別に交渉し、返済総額、返済回数等を合意する手続きです。

 奨学金は利率が低く、返済期間が長いので、任意整理による効果はほとんどありません。また、奨学金の場合、任意整理に応じてもらえないことも多いです。

 奨学金以外にも借入れがある場合は、奨学金以外の借金を任意整理することで、毎月の返済額を減らせる可能性があります。

②自己破産

 裁判所に破産申立てを行い、免責許可決定を得ることで、借金の返済を免れる手続きです。

 免責許可決定を得ることで、奨学金の支払義務はなくなります。ただし、親や親戚が連帯保証人になっている場合は、連帯保証人が奨学金の返済を続けることになります。

③個人再生

 裁判所に個人再生申立てを行い、債務を大幅に減額した再生計画案に従い、返済していく手続きです。

 再生計画が認可されれば、奨学金も大幅に減額されます。破産と同様、親や親戚が連帯保証人になっている場合は、連帯保証人が奨学金の返済を続けることになります。

奨学金の返済でお悩みの方へ

 奨学金の返済がきつくなった場合、減額返還制度の利用や債務整理によって解決することができます。一人で悩まず、専門家である弁護士にご相談ください。

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